投資家シロヤマ 初心者の「気になること」

株式投資初心者の「気になること」を取り上げます、多様で複雑な経済状況・市場動向のインプットに対して、わかりやすく分析・予想を行い、どのように資産運用・投資行動するか、サポートします

アメリカ為替報告書発表!! アメリカ株ブームと為替とのつき合い方

今日の気になることは「アメリカ為替報告書発表!! アメリカ株ブームと為替とのつき合い方」です

 

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1.アメリカ為替報告書発表!

 米財務省は5/28、半期に1度の為替報告書を公表した
 
 米・為替報告書は、アメリカの財務省により、半期ごとに(4月・11月)、

 米連邦議会に提出される書類のことで、各国の為替政策や経済状況に対する

 アメリカの見解が記述されています
 
 この為替報告書の内容ですが、為替介入などで、為替レートを故意に操作して自国

 通貨安へ誘導を行い、輸出競争力を高めようとする国を牽制するものとなっています

 

 報告書では中国に関する記述に多くが割かれている
 中国には巨大かつ持続的な対米貿易黒字があり、非関税貿易障壁、市場経済ルール

 に基づかない慣行、補助金その他によって、貿易と投資の両面で2国間の関係を

 歪めていると批判している

2.為替の変動要因とは?

 為替は、2国間の通貨の需要と供給のバランスが釣り合った結果なのですが、
 複雑な変動要因で上下に振れます
 変動要因を以下に挙ます
   ・貿易収支
   ・投資ニーズ
   ・インフレ差
   ・金利差
   ・政治の発言、圧力
   ・経済状況(好景気/不景気、裕福さ)
   ・もめごと、戦争

 為替は、長期的には、その国の通貨の価値、経済力に収束すると思います

3.アメリカ株ブームと為替とのつき合い方

 昨今、外国株式投資環境が整備され、安定成長を続けるアメリカ株が気軽に
 取引できるようになり、アメリカ株ブームとも言われ人気上昇中です

 日本に住む我々が、アメリカ株を取引する上で、避けて通れないのが、
 ドル円の為替です
 
 アメリカ株が上昇しても、為替で目減りしてしまうことがあります

 仮に、アメリカ株が10%上昇した場合、
  ・為替が100円のまま変化がなかった場合、運用益は+10%
  ・為替が100円から90円に、円高ドル安方向に10%動くと、
   運用益は横ばいの±0です、
  ・さらに為替が80円に、円高ドル安方向に20%動くと、運用益は-10%
  ・逆に、為替が110円に、円安ドル高方向に10%動くと、運用益は+20%
   と大幅に増えます

 為替ドル円の動き次第で、アメリカ株の円ベースでの運用益が大きく変わります
 アメリカ株を行う場合、今後のドル円の為替相場を考慮する必要があります

 

 アメリカと日本のドル円為替の長期推移を見ると、1971年までの固定相場

 1ドル360円から徐々に円高が進み、1995年には79円台とボトムを付けます
 その後、2019年現在に至るまでは、100円から120円の間を推移しています

 

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出典元:世界経済のネタ帳

 

 通貨の価値、国力の変化から、為替の長期推移の要因を紐解いてみます

 日本の高度経済成長により、円の価値が急速に高まり、円高が進み、1992年の

 バブル崩壊で経済的にピークを過ぎ、低下して1995年には79円台のボトムを

 打ちます

 

 バブル崩壊後、長らく続くデフレ下での低成長経済が続き、デフレによる円高要因と

 低成長経済による円安要因が相殺されて、100円から120円の間を行き来する

 横ばいになっています

 

 今後の為替は、どうなるのでしょうか?アメリカと比較しながら考えます
   ・デフレから低インフレに移行する点は、やや円安要因
     (米国も低インフレ化するので、為替影響は低下する)
   ・少子高齢化における低成長経済は、やや円安要因
     (米国は、世界の覇権国家として君臨し、日本より経済成長率が高く
      経済的な格差が拡がる)
   ・日銀の大幅な金融緩和による円安誘導が、副作用により無理がきかなくなり、
    金融正常化方向により円高要因
      (米国の方が、それでも金利が高いので、絶対値としては円安要因)
   ・一方、円安に進むとアメリカ政府がブレーキをかけ、
    円高に進むと日本政府がブレーキをかけます

 

 結論的には、ファンダメンタル的に両国の経済力・通貨の価値は、日本の方が低下

 傾向と予測されるるので、ゆるやかに円安方向に収束すると思います

 

 高度経済成長期からバブル崩壊期のようなジェットコースターのような経済変動

 期に、急速な円高を経験しました
 しかし、経済構造が変わった今後は、低成長経済が続き、国家破綻的な状況も
 未然に防がれて、安定低成長時代が続くのが、メインシナリオと前提を置くと、

 長期的には、過去のような急激な為替変化はなく、ゆるやかに推移すると予測

 されます
 短期的には、政治的な要因を主に、急激な上下変動に一喜一憂が続くと思います

 

 アメリカ株取引する場合、長期的にはやや円安と考えるとプラス要因です


 世界の覇権国家として、経済安定成長による安定的な株価上昇が大きな魅力です
 株式投資のグローバル化が進み、アメリカ株が身近に取引できるようになり、

 アメリカ株ブームと昨今言われますが、ブームから定着化進み、今後、ますます

 日本に住む人によるアメリカ株の取引は増えると思います

 但し、短期的な取り引きでは、どうしても為替の振れ幅が大きく、予測が困難

 なので、注意が必要です

 

 尚、市場に、不安材料が出て、円高に振れた場合、日本株は、貿易収支悪化が懸念

 されて売られ、アメリカ株よりも日本株市場が小さいので、外国人投資家から売られ

 る影響が大きく低下幅が大きくなります

 結果的に直接為替影響を受けるアメリカ株よりも、日本株の方が低下幅が大きい

 のも、しっかり理解しておく必要があります 

 4.まとめ

 ・アメリカは為替報告書を半期に1度公表して、自国が不利にならないように

  牽制している

 

 ・為替は、両国の経済力・通貨価値の差として、長期的にファンダメンタル的に収束

 

 ・ドル円は、バブル崩壊まで急速に円高が進んだ
 
 ・経済構造が変わり、今後は、低成長安定経済の下、緩やかに円安方向に推移する

  と予測

 

 ・アメリカ株は長期的な円安はプラス要因
  アメリカ株ブームから、今後ますます増えて、定着化する

 

 ・日本株は、為替影響をアメリカ株よりも影響が大きく、不安材料が出た場合、
  日本株の方が大きく低下する

 

 

  自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう 
  投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
 
  本件、少しでも参考になれば幸いです
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