投資家シロヤマ 初心者の「気になること」

株式投資初心者の「気になること」を取り上げます、多様で複雑な経済状況・市場動向のインプットに対して、わかりやすく分析・予想を行い、どのように行動・アウトプットするか、サポートします

人生100年時代に向けて、金融庁からの初メッセージ!!

今日の気になることは「人生100年時代に向けて、金融庁からの初メッセージ!!」です 

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1. 金融庁が、人生100年時代に向けて、初めて指針案を発表


 人生100年時代に向け、長い老後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」を

 どう延ばすか

 この問題について、金融庁が5/22、初の指針案をまとめた
 働き盛りの現役期、定年退職前後、高齢期の三つの時期ごとに、資産寿命の延ばし方

 の心構えを指摘
 政府が年金など公助の限界を認め、国民の「自助」を呼びかける内容になっている
 

 報告書案によると、年金だけが収入の無職高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上) 

 だと、家計収支は平均で月約5万円の赤字

 蓄えを取り崩しながら20~30年生きるとすれば、現状でも1300万~2千万円

 が必要になる。
 長寿化で、こうした蓄えはもっと多く必要になる。

 高齢期は、資産の計画的な取り崩しを考えるとともに、要介護など心身が衰えた

 場合に、お金の管理をだれに任せるかなどを考えたりしておくことも、課題として

 あげている 

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出典元:朝日新聞デジタル

 

2.貯蓄から投資へ

 日本は、米国・英国と比べると、極めて株式などの資産配分が低い状況です
  

 株式などの資産配分 米国45.4%、英国35.7%、日本18.8%

 

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  国は、貯蓄から投資へをスローガンに、株式などのリスク資産の配分増加を

 促しています
 政策としては、NISA、iDECOなど税の優遇処置を行っていますが、

 なかなか社会全体としては変化は少ない状況です
 
 日本は、米国よりも国による年金制度がしっかりしているとされ、従来は、年金で

 ある程度、老後資金をまかなえてきました

 

 しかし、現在は少子高齢化が進む中で、年金は減っていく一方であり、限界が

 来ています
 これからは国に頼らず、自分で個人年金的な資産を準備する必要があります

 個人年金的な資産づくりのヒントとして、次に、通常の年金用に集められた資産を

 国がどのように資産運用しているか、その変化を見てみます


3.GPIFに見る資産運用の変化

 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、18年12月現在151兆円もの

 年金積み立てがあり、国民から預かった大切な年金用の資産を運用しています
  
 2014年10月以降に基本ポートフォリオの大きな変化があります
   従来:国内株式12%、外国株式12%、国内債券60%、外国債券12%
   変更:国内株式25%、外国株式25%、国内債券35%、外国債券15%
 と、株式の割合を大幅に大きくしています

 これは、債券のリターンが低下している状況の中で、ハイリターンな株式を

 増やしています
 

 債券に比べて株式はハイリスク・ハイリターンな投資対象ですが、
 長期的に見ればローリスク・ハイリターンである特徴に注目している戦略変化です

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出典元:日興アセットマネジメント

 この国の年金基金の資産運用の変化は、我々個人の資産運用のヒントになります
 時間をかけた長期投資ベースで資産を確実に増やす戦略です

 

 少子高齢化の社会構造変化に合わせて、従来の国の年金による老後資金づくりから、
 今後は、株式投資をミックスした老後資金づくりに変革しましょう

 株式投資は、一歩間違えると資産を大幅に減らすリスクは隣り合わせなので、
 投資リテラシー(知識)を高めて、実り多い人生100年時代を歩みましょう


4.まとめ

  ・金融庁が、人生100年時代に向けて、初めて指針案を発表

  ・長い老後の蓄え「資産寿命」をどう伸ばすか3つの時期ごとに指摘
    (現役期、定年退職前後、高齢期)

  ・年金では老後資金が不足することを示している

  ・米国、英国に比べて、株式資産の割合が極めて低い

  ・少子高齢化の社会構造変化に伴い、GPIFの長期資産運用をヒントに、
   ローリスク・ハイリスクな株式投資をミックスする資産運用に変革しよう

  ・投資リテラシー(知識)を高めて、実り多い人生100年時代を歩もう

 

 

  自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう 
  投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
 
  本件、少しでも参考になれば幸いです
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