個人投資家のシロヤマです
今日の「気になること」は、「日銀のフォーワードガイダンス変更」です
日銀は25日の金融政策決定会合で、
・政策金利の先行き指針(フォワードガイダンス)を変更し、現在の大規模金融
緩和策による超低金利を「少なくとも2020年春ごろまで」続けると明確化
・低金利は、20年春よりもっと長くなる可能性も十分にあり、かなり長い期間
であると明示した
・10月の消費税増税による悪影響を見定めるまで、景気を下支えする
・21年度の物価上昇率の見通しが1・6%にとどまる、21年度中に(目標の)
2%に達する可能性は低い」と分析
これにより、メリットは
・日本の景気、株価の下支えとなり、米国がリードする世界経済の再上昇基調に乗る
デメリットは
・低金利により銀行の利ざやが減り、銀行経営が苦しい
・国の借金が増え続け、副作用により国力が低下し、将来の財政破綻リスクが高まる
大規模金融緩和というカンフル剤による目先の株価下支え、あるいは上昇の効果の恩恵を受ける一方で、副作用として将来の国力低下、株価暴落のリスクがあります
メリットがあればデメリットもあり、両面があることを正しく理解しておきたいですね
株、債券、現金など自分の資産配分について、リスクとリターンの期待値が、自分と客観的な尺度は、マッチしているでしょうか? ハイリスク・ハイリターンの配分、ローリスク・ローリターンの配分は? いつ、どれだけお金が必要か、時間軸が需要です
今はもちろん、3ヶ月先、1年先、10年先、もっと先までの暮らし方と向き合い、株式投資・資産運用を考えていきましょう
投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!